FINAL FANTASY XIV の「アシエン」を語るにあたり、まずは同シリーズの12作目 FINAL FANTASY XII や FINAL FANTASY TACTICS (以下 イヴァリースとする)の「光の異形者」 について語らなければならないだろう。
※ここで言うイヴァリースとは、リターン・トゥ・イヴァリースを含めない。
何故なら「アシエン」はイヴァリースの「光の異形者」の名を冠するモノ達だからである。
「光の異形者」とは、FINAL FANTASY XIIでの召喚獣にあたる「闇の異形者」の対の存在として描かれ、「獣印」に封印されている。
そして、アシエンの顔の前に時折現れる謎の紋章のらしき模様が、その「獣印」の一部をかたどっており、イヴァリースシリーズと密接な関係であると推測する事ができるからである。
イヴァリースシリーズの「光の異形者」「闇の異形者」
上記表がイヴァリースの「光の異形者」と「闇の異形者」の対応表になる。
獣印とは、FINAL FANTASY XII において闇の異形者が封印されており、同作において同名の召喚獣として登場している彼らを倒した際に現れる紋様である。
一部のルカヴィはFFTの作中では未登場だが、内部データとして存在しており、その内部データに基づいた表記となっている。
本来なら「ルカヴィ=闇の異形者の名称」となっていたと思われるが、FFTを作ったイヴァリースの生みの親である松野泰己氏が、FFXIIの開発を途中で離脱している為、FFT内で未登場の異形者には歴代FFシリーズのボスキャラクター名が使われたのではないかと推測している。
この表に基づいて、今後の考察や検討が行われる事になるので、まずはぼんやりでもいい、
このイヴァリースにおける「光の異形者」「闇の異形者」について覚えておいて貰いたい。
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